初心者必見★株主優待や配当も魅力な株式投資の始め方★早めの口座開設が吉!
手元にある程度の資金があり、さらに増やしたい場合には株式投資(長期分散投資)がおすすめです。
不動産投資のようにまとまった資金や手間がかからず低コストです。
「まだ私には早いかも」と思われる方でも、興味がある場合は早めに口座を開設して、
いざという時に購入できるよう準備しておくのがおすすめです。
口座開設に時間がかかってしまうため、
「この会社上がる!買いたい!」と思ってからの口座開設ではチャンスを逃してしまいます。
通常は単位株(100株)からの取引ですが、
単位未満株の取引可能な証券会社もあり、低資金から運用することも可能です。
当サイトでは買取・フリマ・オークションなどについてもご紹介しています。
時間がない方は買取、時間に余裕のある方はフリマ・オークションを是非利用してみてくださいね。
株主優待生活を送る個人投資家として「月曜から夜更かし」で桐谷さんが有名になり、
昔ほど株式投資について否定的な意見はなくなったのではと思いますが、
それでもまだ「株ってなんだか怖い!」「投資資金がたくさん必要なんでしょう?」
「そんな危険なものに手を出すなんて!」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんノーリスクではありませんが、ギャンブルなどとは違い、
資産配分・投資期間などに気を付ければ、株式投資は決して怖いものではありません。
(集中投資より分散投資の方が、また短期投資より長期投資の方が、リスクが低いです。)
こちらでは、株式投資の魅力についてご紹介いたします。
そもそも株ってなに?
会社は資金調達のために株式(株券)を発行し、投資家たちから資金を集めます。
つまり「株を買う」ということは、その会社に投資(資金を提供)し、
その会社のオーナーの一人(株主)になるということです。
(ですから「〇〇業界には賛同できないから〇〇業界の株式は買わない」と言う方もいます)
株主になると、保有する株数により議決権を得られ、株主総会に参加することができます。
(懇親会で食事ができたり、お土産が貰えることも)
また、配当金・株主優待を受け取ることができます。
株の魅力とは
キャピタルゲイン(売却益)を得ることができます
株価の変動によりキャピタルゲイン(売却益)を得ることができます。
株価の安い時に買って、高い時に売ればもうかります。
(または高い時に売って、安い時に買い戻せばもうかります。)
現物取引(通常の取引)の場合は買いから入る取引になります。
信用取引(資金を証券会社から借りて株の売買を行う取引)の場合は、
手持ち資金や株券を担保に、資金の約3倍の金額まで取引ができ、売りからも買いからも入ることが可能です。
株主優待・配当金を得ることができます
権利日に株を保有していれば、株主優待・配当金を得ることができます。
水 | 木 | 金 | 土 |
29 | 30 | 31 | 1 |
権利付き 最終日 (約定日) | 権利 落ち日 | 権利 確定日 (受渡日) |
上のカレンダーの例で見てみます。
31日が権利日の株式会社の優待が欲しいと思った場合、
31日から翌日に日をまたぐ形で株を保有している必要があります。
31日に株を保有するには、31日が受渡日(売買を決済する日)になるよう、
3営業日前(土日を含めません)である29日に株式を約定(注文を成立)させる必要があります。
(29日に買い注文を約定させそのまま保有すれば、翌日の30日に売却しても31日の権利が得られます。土日を挟む場合は、その分ずれます)
権利確定日…株主権利が発生する日。
権利付き最終日…この日に保有していることにより株主権利が得られます。
権利落ち日…権利付き最終日の翌営業日のこと。株価が下落(配当落ち)することが多いです。
貸株金利を得ることができます
貸株サービスを利用できる証券会社で株を保有している場合は、
保有している株を貸す(貸株)ことにより、貸株金利を得ることができます。
保有金額が大きくなる場合・長期保有を考えている場合は、貸株サービスのある会社を選ぶとお得です。
1年間、100万円分を貸株として貸し出すと、1年後に貸株金利1万円を受け取れます。
※貸株金利は、証券会社・銘柄により異なり変動します。中には10%を超える物も!
※貸株金利は、税区分上「雑所得」となり総合課税の対象となります。
※貸株をしている間は優待・配当がもらえませんので、配当・優待を受け取りたい場合は手動で解除するか、 優待権利自動取得サービスを利用するなどして一時的に解除する必要があります。
※貸株をしている間は、信用取引の担保としては使えません。
(auカブコム証券の代用貸株では信用取引の担保として使うことが可能です。)
■貸株サービスは、下記証券会社で利用可能です。
取引時間・取引市場について
株には取引時間(立会時間)があり、ネット証券であればほぼ24時間注文が可能ですが(メンテナンス時間等を除く)、
立会時間外の場合はリアルタイム注文ではなく、予約注文になります。
取引時間(立会時間)は、
東京証券取引所(東証一部、東証二部、マザーズ(新興市場)、JASDAQ(新興市場)は、 前場(ぜんば:9:00-11:30)、後場(ごば:12:30-15:00)ですが、
名古屋証券取引所(名証一部、名証二部、セントレックス(新興市場))、
札幌証券取引所(札証、アンビシャス(新興市場))、
福岡証券取引所(福証、Q-Board(新興市場))
は後場が30分長く、 前場(9:00-11:30)、後場(12:30-15:30)となっています。
※いずれの市場も休日は、 土日祝・年末年始(12/31、1/1-1/3)です。
単独上場・重複上場
単独上場している会社と重複上場している会社があり、
例えば重複上場しているトヨタ自動車は、東証一部でも名証でも購入することができます。
(価格も多少異なります)
単独上場している会社の株を購入する場合には、
その会社が上場している市場の取引の取り扱いのある証券会社の口座開設が必要になります。
(例えば現在、ライザップは札証、マルタイは福証の単独上場です。)
私設取引システム(PTS取引)
証券取引所での取引以外に、証券取引所を経由せずに株式などを売買する「私設取引システム(PTS取引)」もあります。
PTS取引には、チャイエックス・ジャパン株式会社が運営する「チャイエックスPTS(Chi-X)」とSBIジャパンネクスト証券株式会社が運営する「ジャパンネクストPTS(JNX)」があり、 証券取引所の時間外でもリアルタイムに株価が動きます。
取引可能な証券会社と時間帯は下記のとおりです。
SBI証券 ジャパンネクストPTS
デイタイムセッション(昼間取引)8:20~16:00 ナイトタイムセッション(夜間取引)17:00~23:59
松井証券 ジャパンネクストPTS(松井証券での取引時間は下記のとおり)
デイタイム・セッション08:20~15:30 ナイトタイム・セッション17:30~23:59
楽天証券 チャイエックスPTS(Chi-X)8:00~16:00
ジャパンネクストPTS(JNX)8:20~16:00
どんなリスク・デリットがある?
メリットがあるからには、やはりデメリットもあります。
勉強は必要です
これはどの投資方法でも同じですが、勉強は必要です。
ニュース・経済、銘柄の選び方、売買のタイミングなど勉強する必要があります。
自主学習に自信のない方・最短コースで学びたい方は、スクールで学ぶのもオススメです。
→株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー
→受講生の約9割がプラスの運用実績
「株は自己責任で」とよく言われます。
人から勧められた銘柄を、そのまま買ってしまわないようにしましょう。
推奨銘柄といいつつ自分に都合の良い銘柄を紹介している方も実際にいますので、
くれぐれも人任せにせず、必ず自分で最終判断するようにしてください。
株を購入する際の選び方としては、 ファンダメンタル分析とテクニカル分析があります。
ファンダメンタル分析…企業の財務情報、決算発表、四季報などから企業価値を判断し、割安と判断した企業の株を購入し、目標株価に達したら売却します。
■四季報のデータは、ほとんどの証券会社で口座開設すると見ることができます。
auカブコム証券 / SBI証券 / マネックス証券 / 楽天証券 / SMBC日興証券 など
テクニカル分析…チャートやテクニカル指標などでわかる過去の値動きから、現状のトレンド(どちらに動くか)またはトレンドの転換点を判断します。 上がりそう(売られすぎ)と思う企業の株を買い、下がりそう(買われ過ぎ)と思う企業の株を空売りします。
■Kindle Unlimitedでは、月額¥980で下記の本などが無料で読めます。(30日間の無料体験あり)
賢明なる投資家 ウィザード・ブックシリーズ10
ゾーン ウィザード・ブックシリーズ
マーケットの魔術師
ゾーン 最終章 トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスの最後のアドバイス
上場廃止・値下がりのリスク
上場廃止の可能性、株価の下落リスクがあります。
こちらは、資産配分に気を付けること、分散投資を心がけることでダメージを減らすことができます。
卵を一つのカゴに全部盛ってしまうと落とした時に全部割れてしまうかもしれませんが、
複数のカゴに盛っておけば、たとえ一つのカゴを落としてしまったとしても別のカゴの卵は無事であるということから、
特定の商品のみに集中投資をしてしまうのではなく、複数の商品(銘柄など)に分散させて持ちましょうという教えです。
(似た格言で、「二度に買うべし二度に売るべし」というものもあります。こちらは、一度の機会にすべて買おうとするのではなく、機会を分散してリスクを抑えましょうということです)
また、日本株を複数銘柄持つだけではなく、外国株・外国債券・コモデティなども持つようにします。(投資信託で構いません)
自分のリスク許容度に応じて、リスクの高い物(大きく儲ける可能性もあるけど、大きく損をする可能性もある物)の割合を増やすかどうか等を決めます。
この資産配分の割合の調整をアセットアロケーションと言います。
銘柄の選び方(指標で選ぶ・スクリーニングにかける)
最初は自分の好きな企業の株を買って、少しずつ勉強していく・起動修正していけばよいと思いますが、投資金額には注意してください。
(余裕資金だからといって、最初から100%投資してしまうのはおすすめしません)
安いかどうかの判断は、企業価値(利益+財産)を見ます。
成熟してしまった大企業より、伸びしろのある中小企業の方がキャピタルゲイン(売却益)を望めます。
「世間ではまだあまり知られていないけど、この会社は絶対伸びる!」「この会社のコレは絶対流行る!」と思える会社(商品・サービス)はありませんか? そのような会社が選べれば理想的です。
その他、目標をきちんと設定している会社、増収増益の会社、印象の良い会社、効率的に事業を行う会社、他の会社がまねできないことを行っている会社(独自のサービスがある、圧倒的にその分野で強いなど)を選ぶと良いと思います。 簡単に、ファンダメンタルズ分析での選び方の目安と用語をご紹介します。
PER(Price Earning Ratio)=株価収益率。収益面(1株あたりの利益)から株価の割安性を判断します。 PER15倍が平均と言われていますが(低いほど割安、高いほど割高)、 人気のある企業は割高になっていることがほとんどです。
PBR(Price Book-value Ratio)=株価純資産倍率。資産面(1株当たりの純資産)から株価の割安性を判断します。PBR1以下なら割安ということになりますが人気のない銘柄とも言え、株価がなかなか上昇しないことも多いので注意が必要です。
ROE(Return on Equity)=自己資本利益率。当期純利益/株主資本。1株当たり利益/1株当たり株主資本。PBR/PER。資本に対しどれだけ効率的に利益を得たかの指標です。 目安10%以上なら資金を効率的に活用できていると判断します。
配当利回り=現在の株価で株を購入した場合の、1年間にもらえる配当の利回りのこと。 当然利回りが高いほど配当金がたくさんもらえますが人気のない株ともいえ、株価の値下がりリスクが大きいため株価の変動に注意する必要があります。
購入したい企業が絞れたら、テクニカル分析でタイミングをみて株を購入します。
やってみたい!…株式取引どうやって始めるの?
1.まずは証券会社に口座を開設します。
おすすめの証券会社と,開設に必要な書類は下記のとおりです。
★auカブコム証券…三菱UFJフィナンシャル・グループ。バランスが良くオススメ。
本人確認書類 日本国籍の場合(下記より1点) 運転免許証、住民票の写し、住民票の記載事項証明書、住民基本台帳カード(写真付)、印鑑登録証明書、各種健康保険証、各種年金手帳、各種福祉手帳、旅券(パスポート)、マイナンバーカード(個人番号カード)
外国籍の場合(下記より1点) 住民票の写し、 在留カード、特別永住者証書
★SBI証券…証券総合口座数、預り資産残高などが主要ネット証券No.1。個人投資家に人気の証券会社です。バランスが良くオススメ。 取扱商品の種類が豊富でPTS取引(夜間などの時間外取引)ができます。IPO(新規公開株)の取扱実績が多いです。30年チャートが見れます。
本人確認書類 マイナンバーカード(個人番号カード)のみ、またはAor B
A)通知カードのコピーと写真付き本人確認書類(下記より1点) 運転免許証、住民基本台帳カード(写真付き)、在留カード、特別永住者証明書
B)通知カードのコピーと写真なし本人確認書類(下記より2点) 各種健康保険証、各種年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写し
★楽天証券…楽天ポイントで投資信託が買えたり、手数料の1%が楽天ポイントとして貯まるなど、楽天グループのメリットがあります。楽天銀行と口座を連携(マネーブリッジ)すると便利な上、楽天銀行の普通預金金利が年0.10%(税引前)になります。
本人確認書類(下記より1点) 運転免許証、住民票の写し・印鑑登録証明書、各種健康保険証、パスポート、在留カード・特別永住者証明書、住民基本台帳カード、マイナンバーカード(個人番号カード)(表面のみ) ※通知カードは不可
★松井証券…初心者に優しいツールが充実している証券会社。約定代金10万円以下の手数料が無料です。
本人確認書類 日本国籍の場合 運転免許証、健康保険証、住民票、印鑑登録証明書、住民基本台帳カード、マイナンバーカード(個人番号カード) ※顔写真のある表面
外国籍の場合 在留カード、特別永住者証明書、住民票
未成年口座開設の場合 未成年者と親権者の本人確認書類に加えて、以下の親権者と未成年者との続柄が証明できる確認書類のうち、いずれか1点。 住民票、戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)、戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)
2.証券会社に入金します。
↓
3.買いたい銘柄を検索(スクリーニング)などで選び、購入します。
注文方法について
注文方法には、通常使用する「指値」(値段を指定して注文)、「成行」(値段を指定せず、約定することを優先する注文)の他、
「OCO(オーシーオー)注文」「IFD(イフダン)注文」「IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文」などの特殊注文もあります。
特殊注文を利用すれば、日中は仕事で投資にあまり時間をかけることができないという方はもちろん、
アクティブな取引の方も、国内株式取引の幅を広げることができます。
OCO注文についてはこちら
IFD注文についてはこちら
証券会社は、複数開設するのがお勧め
証券会社のシステムトラブルに備えて、複数の証券会社で開設しておくのがお勧めです。
複数開設しておけば、万が一普段利用している証券会社でシステムトラブルがおこった場合でも、リスク回避することができます。
システムトラブルで今日はA証券にログインできなくなっていますが、 株を売りたいという状況だとします。
この場合、B証券で同じ銘柄の株を空売りすることで、損失を減らすことができます。
また、1つの証券会社と相性が悪いな(利用を止めたいな)と思った時に、他に口座開設している証券会社があれば、口座開設のタイムラグなしに移管(株式の移動)をすることもできるので、おすすめです。
(ちなみに私は、長く利用していた証券会社で合併によるシステムトラブルが頻繁に続くようになり、さらには確定申告の書類提出後、証券会社が発行した確定申告書類の計算が間違っていたと連絡がきたことがあり、、全額出金したことがあります。。。)
また、保有銘柄数が多くなってきた場合には、銘柄によって口座を分ける(例えば、長期保有の銘柄と、短期保有の銘柄で分ける)と良いと思います。
是非、投資家デビューしてみてくださいね^^